わたしが買ったこのカメラ2013

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Nikonを使いだして早何年か。つい最近はD610なんて誰にも歓迎されぬようなカメラも発表されました。一年で旧機種となってしまったD600ユーザーは阿吽紛糾(僕含む)。たった一年で旧機種になるなんてコンデジか、どこぞの3/4カメラか、といった具合に憤っている毎日です。さて、そういうわけで昨年D600を買ってから丸一年。毎年カメラを買うわけではないですが、最近もまた一台、買ったカメラがあります。

 

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中古で安く買いましたのはNikonのD40。発売はなんと2006年!今から7年前ですね。日進月歩のデジタルカメラで7年と言えば相当古いです。実は、このカメラは2台目で、僕はこれを、専門学校時代の2年生のときの春に買いました(2007年の春ですから発売から半年弱ですね)。当時は量販店で7万円〜8万円で買った記憶ですが(ポイント10%つき)、もう曖昧です。一年フィルムカメラをやって、すっかり楽しくなった僕は日常を撮るのと、建築模型を撮りたい、という目的でデジタルにひょいと鞍替えしたのでした。ここでNikonを選んだのはたまたま量販店に置いてある一眼レフの中では最安値だったからです。このときの最安がソニーだったりしたら今ごろは一眼レフを使ってなかったでしょう。ああ恐ろしい。

その初代は数年前に一度、シャッターユニットの限界で(8万ショットくらい)壊れ、Nikonのサービスセンターで何故か1万円でオーバーホールしたくらいに復活(当時はかなりボロボロで内蔵フラッシュなんかも壊れてた)。その後、またシャッターユニットが限界かと思うころに(7万ショットくらい)、居酒屋の出口で転倒してとどめをさしてしまったのでした。これが2012年の1月。さすがにNikonのサービスセンターでも、新しいの買った方が安いですよ、と言われるようになり、このエントリークラスの新機種にはさほど魅力を感じず、当時は既に上位機種も持っていたのでそれで撮っていました。

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今回手に入れたのは偶然でもあるのですが、キレイな個体が手に入りました。しかもレンズキット。初代のキットレンズは買って早いうちに壊してしまいましたが(物持ちが悪い)、今回は大事に使おうと思います。18-55 EDⅡ。今使ってみるとなかなかいいレンズですね。24-70には遠く及ばないけども。D600+24-70という重量級から一転、フェザー級の軽さを楽しんでます。D40は、多分、Nikonのデジタル一眼レフの中では最軽量じゃないのかなと思います。

このカメラのいいところはとにかく軽いところ。取り回しがしやすい便利さをこんなに感じたのは久々です。初めてカメラを手にしたときの何でも撮ってみよう、色々撮ってみようという感覚を久しぶりに思い出しました。軽さだけで言ったらいわゆるミラーレスカメラでもいいのですが、ミラーレスカメラの悪いところはレスポンスです。電源いれて、AF合わせて、シャッターを切る。この3動作が、一眼レフだと電源を入れる手間がないため、2動作になります。これがかなりのネックです。撮影の度に電源入れる手間がかかるならデカい一眼レフのほうがまだいい、と僕は思っています。もう一言、僕が思うミラーレスカメラのデメリットを上げてとどめを刺すなら電池の持ちの悪さですかね。

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D40の面白いところはAFエリアが3点しかないところ。昨今の上位機種だと51点なんかが普通ですし、エントリークラスでも39点くらいはあります。あまりちまちまエリアを選ばず、豪快にピントを合わせる。これがこの機種の軽さと相まって取り回しやすさに貢献しています。何故D40が3点で済むのか、単に技術の進歩だけに留まらず、それは600万画素という画素数でもあると思うのです。今のように2000万画素以上が普通になりつつあるようだと、ピントが若干ずれていただけでも等倍で確認してミスとわかります(例え大きくプリントせずとも等倍で見るのがデジタル人の習性)。しかし、D40の600万画素は違います。多少ピンが甘かろうが、等倍に拡大しても被写界深度内に収まっていると感じます。というか、ピンが外れているかどうか、確認しようがないのです。だから、AFエリアは3点でもこのカメラは成り立つし、それが事実、メリットになっているというのが僕の主張するところです。そして実際、最終的にプリントしたところで、600万画素はけっこう使えます。学生時代、A1サイズのポスターをつくったこともあります。当時は好評価だった高感度も、昨今の最新デジタルカメラに比べたらノイズが出やすかったりしますが、その辺りがフィルムカメラに近い感覚です。画素数的にも、35mmのフィルムカメラってこのくらいじゃないでしょうか(D40は35mmではないですが)。

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最後に、マクロレンズで多肉植物の葉から生えてきた新芽を撮ったものを。マクロ域だとフルサイズのカメラで使ってもケラレないAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f2.8ですが(以前、それがわかって買った)、DXカメラで使うと約60mmの標準マクロとして万能な感じになってくれています。とはいえ、D600だとクロップしても1000万画素あるのでこのD40よりも高画素で撮れるんですけどね。でも、何度も言いますが、D40のいいところは取り回しのしやすさです。これにおいてはこのカメラほどのものもなかなかないと2代目を手に入れての手前味噌でした。

2013-10-14 | カテゴリー カメラ | タグ