俺はD850をこう使う

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(上の写真はD600)4575万画素をもつNikon最新一眼レフ。開発発表からスペックのリーク、という一連の流れののち、本日、ようやく発表されました。発売が2週間後なので、意外に早いですね。万感の思いを込めて予約しました。一般に高画素機というのはメモリーへの書き込みやカメラ内の処理が原因で連射速度は控えめなのですがこのD850については秒7枚、縦グリつけると秒9枚撮れる。これは素晴らしいです。さて、カメラが届くのはまだ先ですが僕がどうこのカメラを使うか、ここからワクテカしたいと思います。

やっぱり圧倒的な画素数

フルで使うと4500万画素が圧倒的なのは何度繰り返してもインパクト大ですが、作業するパソコンの容量が主にネックとなってきます。なので、そこは小さいサイズで撮影するというのもありでしょう。Mサイズでさえ2500万画素もあります。2400万画素のD600が中に入ってるようなものです。2台持ちで運用した時に使いやすいですね。もちろん、いざという時は4500万画素使い切る。必要がなければ2500万画素に留めておくかなと思います。ただ、LサイズのRAWは14bitで撮影できるのに対し、MサイズのRAWは12bitである点はD810と変わらず。技術的に難しいんでしょうね。

DXモードで撮影すると1970万画素です。縦グリつけると秒9コマになりますから、これはD500の秒10コマに匹敵します。つまり、D850の中にはD500が入っているようなものです。D800の3600万画素のときは中にD7000が入っているなあと思いました。この関係を僕は勝手にカメラinカメラと呼んでいます。

動画機能

購入の半分は動画目的です。昨今の一眼レフ、ミラーレスである程度のレベルになると4K動画がついて当たり前になりました。もちろん、D850にもついてきました。ついてこなかったら時代遅れです。オーバーサンプリングでの取り込みになるようで、フルサイズの画角がそのまま使えます。これは先行したD500と異なる点ですね。驚くことにFXでもDXでも4K撮影が可能です。つまり、単焦点レンズを使っても2つの画角で動画を撮影できるわけです。トリミングが写真ほど一般的ではない動画でこの機能は実はすごい便利な気がするんですけど、そんなに注目されてませんね。

加えて、4Kで撮影できるということは単に4Kで撮影しないときのメリットもあります。一般的な話になりますが、より小さいサイズを選んだ際により高いフレームレートで撮影できるメリットがあります。具体的にはD850の場合、ハイビジョンで撮影時に120p(1秒間に120枚のフレームを撮影する、ただし自動的にスローモーションになる?)が選べます。30p(1秒間に30枚のフレームを撮影する)が普通の動画120pをこの場合、4倍スローモーションなどが実現可能になるわけです。また、撮影時のシャッタースピードの選択肢が広がるので、結果的にNDフィルターがあまり多く必要にならず、結果、絞りの選択肢も増えることにつながります(風が吹けば的な理論ですが)。

こうした動画の進歩の一番のメリットは僕のドローン、Phantom4 Proと同時に使えることです。Phantom側に合わせて4K60pで撮影できたら一番よかったのですが、まあ、仕方ありません。

秒9コマ実現への壁

デメリットをひとつ。これだけの機能てんこ盛りで40万円以下という安価に抑えてきたNikonはほんとすげえな、と単純に感服するのですが、いろいろと試算したところ、アクセサリーが高かったです。まずはマルチパワーバッテリーパック MB-D18。縦グリは本当に便利で、僕も腱鞘炎対策として賞賛するアクセサリーなのですが、これ、今回は約50,000円です。また、秒7コマから9コマにアップするためには縦グリのほか、専用のバッテリーが必要で、EN-EL18bというのですが、これが15,000円ほど。D5などをすでにお持ちであれば流用できますが、持ってても別に買い足しますよね。ほんでさらにこのバッテリーの専用のバッテリーチャージャーが別売り。D5持ってればいいんですけど、バッテリーチャージャー MH-26a約30,000円。ついでに、このバッテリーを使った時、バッテリーグリップのフタが別売り。BL-5バッテリー室カバー、約2,000円也

このように、デフォルトでD850を使う分にはいいんですが、秒7コマから秒9コマへ連射速度アップをさせようとすると、急にアクセサリーが高くつきます。充電器高いよ、あとフタが別売りってなんだよ。

気になる他の機能

深度合成、というかフォーカスシフト。フォトショで被写界深度を合成するのは今でも簡単にできるのですが、その手前の撮影は手動でした。これがほぼオートでできるとなるとパンフォーカスを求められるブツ撮りが捗りますね。

タイムラプス。タイムラプスなど所詮は早送り機能、と思い、実践する場面もなく、特に興味がなかった機能ですが、8K対応、なんて謳っていると一回はやってみたくなりますね。あとどうでもいいんですが、こないだ久しぶりに渋谷行ったらスクランブル交差点で三脚構えてる外国人が増えた気がします。タイムラプスのメッカか!

Snapbridge。撮った写真をスマホてブルートゥースで転送するNikonの技術。これまではうまく転送されない、などと不評が多かったこの機能ですが、改善されているでしょうか。Instagramが捗りますね。

800万画素で秒30コマを撮影できるモードがあるようですが、他メーカーが4Kフォトと呼んでるやつですね。4Kフォトなんて呼び方は写真と動画との区別をつかなくするような紛らわしい書き方と思っていたのでよいと思います。

それと、細かいところですが、フィルムをデジタル化するアクセサリーが合わせて発売されました。20,000円ほど。ネガを自動的にポジにする機能もついているそうです。ペンタックスも同じようなのを10万円で出してた気が…

電子シャッターを使用したサイレント撮影モードは静音が必須なレフ機最大の弱点も克服してきたように思えますし、ファインダー倍率0.75倍など、D5を超えてきたように思える、見え方などの数値化しづらい箇所もかなり細かく作りこまれている印象です。いや、これほんと「僕が考えたさいきょうのカメラ」ですよ。妄想が実現したようなカメラです。あるいは、Nikonが「ほらほら、お前らの欲しいカメラってこんなのだろ?こんなカメラが欲しいのかい?このスペックオタクが!」とドSになっているようなカメラとも言えます。

技術的には成熟してきたようにデジタルカメラですが、もし、今後、技術的なブレークスルーが起こったとしても、このカメラ一台で数年は余裕で持つでしょう。最大限にそれを使い込みたいから、発売直後に買いたいと思うのです。D600の時は酷い目にあいましたが、Nikonにとっても100周年の年に発売する記念モデルと言っても過言ではない、この機種でそんなミスはしないと信じたいところです。D850が歴史的なカメラになることを信じて疑わないのが僕です。ちなみにこのブログではブロガーならば必須とも考えられている開封の儀は行わない予定ですのでよろしくお願いします。

2017-08-24 | カテゴリー カメラ | タグ