いまさら人に聞けない!LEDでのライティングはストロボの代わりになりうるか

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みなさまにおかれましてはガンダムデンドロビウムをよくご存知のことかと思います。そう、あのガンダム試作3号機(18メートル)がオーキス(140メートル)に乗るというトンデモガンダムの最初期のもの。もしくは、最近ですとネオジオングが広く一般的に知られているところです。そこまでいかなくともガンダム00のGNアーマーもガンダムがさらに兵器に乗る、という仕組みでは系統を同じにするものです。

何が言いたいかというと、上の写真のようなシステムを作りました。

前回の記事「完成!ぼくがつくったさいきょうのへんたいカメラ!

においてすごくすごくマクロ撮影ができるシステムについて書きました。しかし、記事中でも書いたようにこのカメラの最大の弱点がかなり暗い撮影になることです。その弱点を補おうと開発したのが上の写真のLEDライトなのです。即席で作成したので見た目は気にしていません。

このLEDには以前、写真用のデスクライトを作ったときに使用した5000k(色温度)、Ra(演色性)94のLEDを使っています。kとかRaについては以前の記事を参照してください。端的にいうと、太陽光やストロボの光に近い質の光です。

参照過去記事:「ないなら作ればいいじゃない!フォトグラファーのためのデスクライト

このときのデスクライトはかなり好調で今もほぼ毎日使っています。そのときのLEDを今回は平面的に並べ、半田付けで配線しました。さらに、ロケでも使えるように電池ボックスを導入。単三電池でもコンセントでもどちらでも点灯するハイブリッドなものに改良しました。流行りのくねくねする小型三脚をベースに、直線のプレートを介し、スタジオで小物を撮るときにレフ板なんかを挟むクリップで止めたら完成です。使用したLEDは1m、総額5000円ほどでした。

ライトの位置にかなり自由が効くので便利です。しかし、予想通りというか、三脚がかなり不安定のようです。また、カメラも1ミリずれるとピンボケになるので下手に三脚に載せない方がよかったりするようです。高価な三脚とギア雲台などを使えば微調整も効くのでしょうが、お金をかけてしまったらできるのは当たり前なので、敢えてやってません(これに割く予算がないのでできませんでした)。

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このシステムを用いて撮影してみたのがこれ。アルミの定規です。縦線はmmのラインで、この画面いっぱいに2mmが写っているということになります。横の線は以前、カッターでつけてしまった傷です。ISO200で撮影することができました。

ガンダムバルバトス

ライトだけ別に使っても十分、ちょっとしたブツ撮りなら可能です。この週末に完成した1/100のガンダムバルバトスを撮影しました。トップからとサイドから一灯ずつ直当てです。定常光なのでiPhoneで撮影するときもライティングできます。LEDの数を増やせばより大きい発光面積を得られますね。

ここまで書いておいて、いまさらタイトルについて書きますが、LEDがいくら大光量化しても、演色性がよくなっても、色温度がストロボと変わらなくとも、ストロボの代わりにはなりません。クリップオンストロボなど、小型のものを除けばほとんどのストロボは光源が点です。対して、個々のLEDは点ですが、LEDをライティングとして使用するときは面単位でのライティングになります(さすがにLEDの素子ひとつでライティングするという場面は非常に極端でしょう)。この2つを比べてみるに、やはり点光源の方ができることが多いんですよね。点の光からはアンブレラなり、ソフトボックスなり、いろんなアクセサリーを使って面光源を作れますが、逆に面光源から点光源のような芯のある光を作り出すのはかなり難しいのではないでしょうか。そういうことを半田付けをしながら考えていました。

2016-07-05 | カテゴリー カメラ | タグ