Nikonのリバースアダプター、またよいものを買ってしまった……

BR-2A BR-3A

Nikonからでているリバースアダプターというものを買いました。型番でいうと「BR-2A」というものと「BR−3」というものです。それぞれ1500円弱。最近のNikonの純正品の高騰っぷりからは想像できないお買い得プライスです。まあ、ただの金属の輪っかですからね。それでも、「純正」という保証された品質とのよさの響きにつられて買ってしまうのです。「BR-2」というのもあったのですが、NikonのFマウントは半世紀以上変わらぬマウントでありながら、実のところゴタゴタもあってあるレンズがアレにはつくけどコレにはつかないなどという問題もあり、リバースアダプターもこの「BR-2A」が現行となっているようです。

_DSC6246

これは絞り環のあるレンズでないと常に最小絞りになってしまうため、「Series E 35mm F2.5」のレンズに装着してみました。手前側の銀の「BR-2A」がカメラボディにつくわけです。

なんでこんなことをするかというと、レンズを反対に装着することで超マクロ撮影ができるようになるのです。通常、レンズ交換式のカメラで接写を行うときはマクロレンズを使用するのが現代では一般的ですが、このリバースアダプターを使うことでマクロレンズ以上に寄れるのです。どれだけクローズアップできるかはこのアダプターを装着するレンズの焦点距離で変わります。「BR-2A」の説明書にはその目安が書いてあったので貴重です。このレンズの35mmだとだいたい等倍の1.5倍ほど。20mmだとなんと3.4倍にもなるようです。あいにく、絞り環のある20mmは持っていないのですが。

しかも、「BR-2A」はレンズの前玉側に装着するフィルター幅が52mmなので昔のレンズしか対応できない可能性があります(ステップダウンリングを使えばフィルター幅の大きいレンズでも使えるかもしれませんが、ケラれるかもしれないため)。昔のNikonレンズはフィルター幅が52mmで統一されているものが多かったのです。Nikonのラインナップだと僕が知る限り、Ai-s Nikkor 20mm F3.5が一番クローズアップできるレンズだと思うのですが、どうでしょう。他社含めるとコシナも20mmをNikonマウントで作っていましたね。

_DSC6296

さて、これをD600に装着してみました。意外にしっかりと見えるもので驚きました。「BR-3」はレンズの後玉につけます。これはリバースアダプターを使うことでレンズの後玉がむき出しになってしまうため、「BR-3」をフード代わりにしてそこに保護フィルターをさらに装着できるようにするためです。カメラをやっている方ならお分かりかと思いますが、レンズというのは前玉よりも後玉の傷のほうが致命的なのです。

リバースアダプター

こんな写真が撮れます。これは我が家の水槽のウィローモスに生えた胞子嚢です。こんなに寄れます。リバースアダプターを使うと絞りが自動にならなくなるため、開放でピントを合わせた後に絞り込むという手順を踏まないとファインダーが暗くなるのがデメリットです。当然シャッター優先、プログラムオートは使えません(絞り優先なら使えるカメラもある)。もうひとつ、というか最大のデメリットがピントの合う位置が固定されるため、レンズを前後に動かしてピントを合わせるしかないということです。そのため、リバースアダプターを使うならばズームレンズのほうが作画の面では便利だったりもします。そういったデメリットを承知した上で、リバースアダプターにしか撮れない写真を求めるならば、リバースアダプターは唯一無二の結果を出してくれるでしょう。

実はカメラを買った頃にもリバースアダプターを買っていたはずなんですが、ずっと使わなくなっていたらいつの間にか紛失してしまいました。最近のデジカメは高感度に強くなったのでこういった撮影も楽になりましたね。最後に、ヤマトヌマエビがエサを食べる動画をどうぞ。

2016-04-03 | カテゴリー カメラ | タグ