D5シリーズの発表にデジタルカメラ新時代の夢をみた

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全国1億5千万円のNikonファンの皆様、こんばんは。今朝の突然のD5発表には驚きましたね。まさか、早朝からとは……!僕はなぜか今日はいつもよりちょっとだけ早く目覚めて、いい加減、こっちが出していない年賀状に返事しようと思っていた矢先にこのNikonでしたので、年賀状はまだ刷っていない事態です。早起きは三文の得。今思えば、いつもより早く目覚めたのもNikonに「目覚めよ…」と呼ばれたのかもしれません。

さて、本日の発表ではフラグシップカメラD5、D500とクリップオンストロボSB-5000と見事に5並びの型番が並びました。D50はまだですかね。どれも大きく飛躍したスペックで、まさにデジタル一眼レフ新時代という感じでした。特に、D5のスペックには僕も朝から興奮冷めやらぬ痴態を振りまいてしまいました。まさに化け物モンスター級のカメラです。

D500については実はイマイチ魅力を感じておりません。僕の用途ではD500が必要ではないからです。逆に、D500に魅力を感じているのはどのような理由からでしょうか。煽りではなく教えていただきたいです。僕が想像する感じだと

  • 望遠レンズをよく使い、スポーツ、鳥などの一瞬のシャッターチャンスが写真の出来に大きく反映されるような被写体を撮る人
  • DXフォーマットに魅力を感じ、堅牢性をカメラに求める人
  • 見栄をはる人

くらいしかないのですが、他にもあればぜひ理由を知りたいです。


そして、僕が一番欲しいと思ったのが(よほど何か大きな事件が起こらない限りは買わないだろうD5を除くと)クリップオンストロボ、SB-5000。これの前機種SB-910からの大きな進化したところは2つ。

  1. 熱の冷却装置がついた
  2. 無線でリモート撮影できるようになった

1は1ですごいんですが、SB-900の前例もあるのでそこから考えると進化したなあと思います。僕がもっとも進化を感じたのは2の無線のリモート撮影。これまで、クリップオンストロボのリモート発光といえば赤外線が主流でした。Nikonにもクリップオンストロボをリモート発光させるシステムとしてニコンクリエイティブライティングシステム(NCL)があり、これまでは赤外線での通信でした。しかし、赤外線のデメリットに

  • 長い距離の通信ができないこと
  • 壁などの遮蔽物に弱く、赤外線が飛ぶ角度も狭いこと

がありました。

これを解消したのが無線での通信です。これまでのクリップオンストロボは無線に対応していないため、Nissin Air System などのアダプターをカメラとストロボ両方につける必要があったのですが、今後はクリップオンストロボ本体とカメラ(+カメラ側のアダプター)だけで済みます。しかも、サードパーティーではない純正品。これがデジカメ新時代でなくてなんでしょうか。今日発表された5並びの機種を境にクリップオンストロボの制御システムは大きく変化します。

一方で、これまでのNikonのカメラはこの無線での発光に対応せず、この素晴らしい進化の恩恵を享受できないようです。ファームウェアのバージョンアップではどうにもならない、ハードウェア面の問題があると思われます。それゆえ、必然的にカメラを新しくしない限り無線でのニコンクリエイティブライティングシステムは使えないため、この無線でのニコンクリエイティブライティングシステムが十分に普及するにはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、それを踏まえても、無線通信を純正品で行える、というインパクトはかなり大きいのです。 このSB-5000で期待しているのは次の2つです。

  1. これまでのSB−910などの赤外線でしか対応していないクリップオンストロボと混ぜて無線と赤外線を両方使ってのニコンクリエイティブライティングシステムがつくれないか
  2. ニコンクリエイティブライティングシステムとNissin Air Systemを同時に使えたら最大6チャンネルくらいでの発光が可能にならないか

どちらもメーカーさんに問い合わせる必要がありますね。興奮してきました。ところで、見逃すところでしたがSB-5000、SB−910より1万円ほど定価が値上がりしてませんか?

2016-01-07 | カテゴリー カメラ | タグ

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