日曜日のD600

これまでのあらすじ

  1. ゴミ問題のあるD600が無償対応となることがわかり、修理に出しました
  2. 修理がおわり、帰ってきたので記念撮影をしました
  3. ゴミ問題がわりと大きくなってきたところで自分なりにまとめました
  4. 3の直後、Nikonから場合によっては交換のアナウンスがでました

ここ半年ちょっとはだいぶD600の情報に振り回されたなあという思いです。そんな中、2週間くらい前の撮影でまたしてもD600のセンサーにダストが見えたのでサポートに持ち込むことにしました。前回はF8くらいでダストが見えていたのに対し、今回はF16くらいで見えてくる程度。しかし、前回と同じ場所にダストがでていること、自分の清掃ではとれなかったことから持ち込みを決めました。色々と話をまとめると、一度分解修理に出した後でも、しばらく撮影しているとまたダストが付着する場合があるようです。

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それで、先週日曜日にサポートに出したところ、土曜日、つまり昨日の午前に到着しました。 サポートに出した時は10日ほど見積もられていたので迅速さに驚きました。サポートに日曜日に出し、その日のうちに工場に送られたと仮定すると、早く考えても工場着は月曜日。ウチに到着したのが土曜なので金曜日には工場から発送ということになります。ということは逆算すると木曜日には修理が上がってないといけません。前回の修理では見積もり通り、10日ほどかかっていました。D600のために増員しているのでしょうか。いずれにせよ、Nikonの対応のよさ(?)が感じられました。今さらですのでクエスチョンマークをつけさせていただきますが。

サポートでは他にもD600を持ち込んでいる人がたまたまいて、その人は交換を提案されていました。何か交換と修理の基準があるのでしょうか。Nikonのウェブサイトでは「複数回修理しても治らない場合〜」との記載がありましたが、必ずしもそうではなさそうです。というのも、その交換を提案されていた人は修理が初めてのようでしたので。また、僕のもセンサーダスト修理が2回目であることを告げるとセンサーの点検もなしに、分解修理を提案されました。何かしら内部的な基準があるように思えてなりません。そしてそれがあるとして、その基準が一般公開されないことを考えると…とつい疑ってしまいます。例えば、ロットナンバーが○番から○番は交換対象…など。とにかく、僕としては交換だろうが修理だろうが、安心して絞りこめることが大事です。当分は大丈夫でしょうが、気にしつつ使う必要があります。あまり神経質にもなりたくはないのですが。。。

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D600はそのおかげか、中古市場でだいぶ安くなっているようです。僕がこないだ見つけたものでは新品同様の中古品が10万円、安くセールしていたところでは9万円台がありました。僅か発売から一年半ほどで半額以下になってしまったのは今回のダストの問題のためであることは間違いなさそうです。同じ店で、発売数年経っているD700は中古で11万円台でし結局、D600はお得に買えるカメラになったのかもしれませんが、ダスト問題のことを考えるとコストパフォーマンスだけで買えるカメラではないからなのでしょう。サポートが厚くなったところで、修理に出せばその間はカメラは使えないのですから。そして、Nikonが公式に保証、例えばロットナンバーが○番から○番はダストの問題が発生しません、とアナウンスしない限りはその不安が常につきまとうカメラです。僕も今回修理に出している間、撮影にはDfのサブカメラとしてD600の代わりに妻のD7000を借りて使いました。反対に、それさえ覚悟ができればいくら中古の市場価格が下がろうともカメラの機能が下がるわけではないので、いいカメラであることは間違いないのですが。

2014-04-27 | カテゴリー カメラ | タグ

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